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全銀ファイル(FBフォーマット)のインポート・修正・削除・エラー対応(動画有り)

『振込依頼』より、全銀ファイルのインポートをすることができます。

 

全銀ファイルインポートの基本操作  ※音声無し

 動画内容のPDF版資料(P.14):moviePDF_furikomi_FB.pdf

 

以下では詳細な操作を案内します。

 

目次

 

インポートデータの作成

【 全銀ファイルをインポート時の注意 】

・手数料区分はすべて「自社負担」となります。他社負担の場合は、振込金額を引いた金額をご入力ください。

・インポート時に支払先は自動登録はされません。 

・全銀ファイル内の金融機関カナ名、支店カナ名を記載するようにお願いします。

 楽たす給与振込では、全銀ファイル内の金融機関カナ名、支店カナ名が記載されていない場合、

『振込依頼』画面や『確認』>振込結果一覧に、金融機関名、支店名が表示されません。

ご留意ください。

なお、金融機関カナ名、支店カナ名が記載されていなくても、振込は実行できます。

 

【 MJS給与システムをご利用の場合 】

MJSシステムから全銀ファイルを出力する場合は、『会計・給与・販売システムと全銀ファイル連携できますか?(MJS、弥生、freee、MF、奉行、楽楽精算等)』に手順を記載しておりますのでご覧ください。

 

【 MJS以外の給与計算システムをご利用の場合 】

MJS以外のシステムであっても、全銀ファイル(FBデータ)を作成可能であれば、

楽たす振込・楽たす給与振込にインポートできます。

 

全銀ファイル作成時は、ファイル出力するシステムにて下記を設定します。

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【全銀ファイル(FBデータ)作成時の設定項目】

 システムにより、設定項目が異なる場合があります。

 ・データ区分:1(ヘッダーレコード)

 ・種別コード:21(総合振込)、11(給与振込)、12(賞与振込)

 ・コード区分:0(JIS)

 ・レコード長:120

 ・CR/LF:付ける

 ・EOF:付ける

 ・会社コードまたは振込依頼人コードまたは委託者コード:

  楽たす振込では不要な項目ですが、システムにて必須となっている場合、適当な10桁の数字を入力します。

 ・振込依頼人名:楽たす振込ーその他ー事業所編集画面に表示している振込依頼人名を入力します。

 ・銀行、支店、科目、口座番号:楽たす振込ーその他ー事業所編集画面に表示している振込資金専用口座を登録します。

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種別コードが11(給与振込)、12(賞与振込)で設定されていても、楽たす振込にインポートして、

楽たす振込手数料で手配が可能です。

 

 

全銀ファイルのインポート手順は次のとおりです。

 

process_ad_us.png

1. 『振込依頼』をクリックします。

 

2. [インポート] ボタンをクリックします。

0101024_1.png

 

3. 用意したファイルをドロップ、またはファイル選択します。

0101042_2.png

 

4. [登録する] ボタンをクリックします。

  画面右のインポート結果に「インポート正常終了」と表示された場合、インポート完了です。

  「インポートエラー終了」と表示された場合は、エラー内容も表示されます。

   インポートファイルの該当箇所を修正し、再度インポートを行ってください。

   登録後は 『振込依頼』 へ反映されます。

 

※全銀ファイルをインポートすると、手数料区分はすべて自社負担となります。

「振込金額」には振込手数料が加算された金額が表示されますので、ご注意ください。

 

※インポート結果は、『インポート履歴』から確認することもできます。 

また、承認者はインポートした振込情報を一括削除することができます。

ファイルをインポートしなおす際にお使いください。

0101024_3.png

以上で全銀ファイルのインポートは完了です。

全銀ファイルインポート後、『振込依頼』から振込依頼をすることができます。

 

 

修 正

 

全銀ファイルでインポートした振込情報は修正することができません。

該当する振込情報を一度削除し、修正した全銀ファイルを再度インポートしてください。

 

 

削 除

全銀ファイルでインポートした振込情報は、一括または一件ずつ削除することができます。

※振込依頼を行った振込情報は削除することができません。振込キャンセル後、削除してください。

振込キャンセルについて、詳しくは『振込依頼を取り消す方法を教えてください。』をご覧ください。

 

<一括削除>

インポートした振込情報は、『インポート履歴』から一括削除することができます。

『インポート履歴』は、各インポート画面またはメニューの『その他』より開くことができます。

該当するファイルにチェックをつけて、[削除]ボタンをクリックしてください。

0101042_7.png

<一件ずつ削除>

全銀ファイルでインポートした振込情報のステータスは承認済みになります。

そのため振込情報を削除するには、承認者が「承認」より取戻し操作を行う必要があります。

取戻しの方法について、詳しくは『承認済みの振込情報を修正することはできますか?』をご覧ください。

取戻し後、右上の[削除]ボタンをクリックすると、削除することができます。

0101042_8.png

 

インポートエラ-の対応

 

インポートに失敗した場合、インポート結果欄にエラーメッセージが表示されます。

0101042_9.png

※エラーメッセージは、インポート履歴でも確認できます。

 

エラーメッセージに従ってインポートファイルを修正し、再度アップロードしてください。

主なエラーメッセージは次のとおりです。

No. エラーメッセージ 確認事項
振込依頼人が一致しません。

「楽たす振込」に登録されている振込依頼人名と全銀ファイルに入力されている振込依頼人名が一致しない場合にエラーが表示されます。

事業所編集より振込依頼人名を確認し、全銀ファイルを作成した財務システム等の設定を見直します。

2  ”ヘッダーレコードの振込指定日が正しくありません。”または”有効な銀行営業日を指定してください。”

振込依頼の時限を過ぎた日付や金融機関営業日以外の日付が指定されている場合にエラーが表示されます。

または、全銀ファイルを出力したシステム等にて、銀行登録されている振込依頼人名カナの登録を見直してください。メニュー『その他』ー事業所編集に設定されている振込依頼人名カナを登録します。

3  ヘッダーレコードのデータ区分が正しくありません。

”1”以外の値が使用されています。設定を確認してください。

全銀ファイル以外をインポートした場合も同様のメッセージが表示されます。

4  ヘッダーレコードのコード区分が正しくありません。 ”0”以外の値が使用されています。設定を確認してください。
5  ヘッダーレコードの種別コードが正しくありません。

”21”(総合振込)、”11”(給与)、”12”(賞与) 以外の値が使用されています。設定を確認してください。

財務・販売・給与システムにて出力している場合、銀行設定のうち、取扱種目を確認してください。

なお、給与システムで作成された取扱種目が給与(賞与)振込用に出力した全銀ファイルであっても、楽たす振込に取込が可能で、その場合”総合振込扱い”となります。”給与振込扱い”で行いたい場合、楽たす給与振込から取込・振込依頼を行ってください。

6  データレコードの受取人名に使用できない文字が含まれています。

使用可能文字は以下の通りです。(半角30文字)

アイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノハヒフヘホマミムメモヤユヨラリルレロワヲン゙゚1234567890ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ ,.()-/

※”・(ナカグロ)”はご利用頂けません。

7  データレコードの被仕向金融機関名に使用できない文字が含まれています。

使用可能文字は以下の通りです。(半角15文字)

0~9、A~Z、ㇰ~ㇿ、半角カナ【・~゚】

半角スペース、半角記号【( ) , - . / \ 「 」】

8  データレコードの被仕向支店名に使用できない文字が含まれています。

使用可能文字は以下の通りです。(半角15文字)

0~9、A~Z、ㇰ~ㇿ、半角カナ【・~゚】

半角スペース、半角記号【( ) , - . / \ 「 」】

9  データレコードの振込金額が正しくありません。

数字以外の文字が使用されています。

数字10桁(前ゼロ有)で入力してください。

10  データレコードの口座種別が正しくありません。 ”1”(普通預金)、”2”(当座預金)、”9”(その他)以外の値が使用されています。設定を確認してください。
11 データレコードの金融機関コードが正しくありません。 金融機関コード(数字4桁)を確認してください。
12 対象の金融機関が見つかりません。 金融機関コード(数字4桁)または支店コード(数字3桁)が正しくありません。使われていないコードが含まれています。
13 データレコードの口座番号が正しくありません。 口座番号 (数字7桁(前ゼロ有)) を確認してください。 ”0000000”はエラーが表示されます。
14 トレーラーレコードのデータ区分が正しくありません。

 ”8”以外の値が使用されています。

また、振込先口座名義に全角が含まれる場合などに、同様のメッセージが表示される場合があります。設定を確認してください。

15 トレーラーレコードの合計件数が正しくありません。  データレコード部分に記述されている振込件数とトレーラーレコードの合計件数が一致していません。
16 トレーラーレコードの合計金額が正しくありません。  データレコード部分に記述されている振込金額の合計とトレーラーレコードの合計金額が一致していません。
17 エンドレコードのデータ区分が正しくありません。  ”9”以外の値が使用されています。設定を確認してください。
18 エラーがありました。Input string was not in a correct format. 文字コードをSJISで作成してください。UTF-8など異なる文字コードで入力されている可能性があります。

 


(FAQNo. 0101042)